Reina(Monet) & Gyohei

「わたしの大好きな司会者さんなんです」

プランナーさんがそう言ってご紹介してくださったのが、美紀さんでした。

夫婦揃って大好きなプランナーさんがそう言うのだから、
それはそれは素敵な方なんだろうなと思っていたのですが、

はじめての美紀さんとのお打ち合わせで、
「はじめまして〜」と笑顔でお部屋に入って来られた姿を見て

「やっぱり!素敵な方だ!大好きになる方だ!」
と感じたことを、よく覚えています。

事前のお打ち合わせの時間は、とにかくワクワクしました。

はじめましてのはずなのに、
結婚式の司会は何度もされているはずなのに、
美紀さんが私たちの話を聞いてくださるその姿は

長年私たち2人を見守ってくれていた友人のようで、
そんな友人に結婚の報告をした時のような

わーっと喜びいっぱいで笑ってくださったり、
素敵〜とうるっとしてくださったり、
「それでそれで?」と聞いてくださるので

もっとお話ししたい!と思いました。

どんなお話もすべて肯定してくださるので、
自分たちがこれまで歩んできた人生も、
結婚式への想いや考えも、たくさんお話ししました。

そんなお話の流れのなか、披露宴の進行の話題になった時に

「それじゃあこの場面はこういう雰囲気がいいかしら?」
「だったらこんなトーンで、こんな言葉でお伝えするね!」と言ってくださり

私たちは2人揃って「・・・・・!?」となりました。

というのも、私たちは結婚式場を決める前から、
どのような時間にしたいのか?
どのような空間を創りたいのか?を
何度も話し合ってきました。

明確に言葉で共有してきたものもありましたが、
お互いをよく知っているからこその、イメージで共有できたものもありました。

だからこそ、私たちが言語化しきれていないイメージを
私たちとの会話から正確に読み取ってくだったことに驚き、
それを言葉と雰囲気で披露宴に反映出来るんだということに感動さえしました。

「場の空気」とはよく耳にしますが、
披露宴という場の空気に関しては、
ゲストの方々の雰囲気が大きいものだと思っていました。

そこはコントロールできないと考えて、事前にコントロールできる
会場の広さや天井の高さ、壁の色、素材、お花やドレスのお色、BGM、
その他会場に設置できうる限りのもので、

とにかくゲストの方々に「居心地がいい」と感じていただきたく
準備をしていたのですが…

大切なところを見落としていたことに気づきました。

それが「司会」の方の存在でした。

司会の方の声のトーンや柔らかさ、表情や選ぶ言葉…
それが何よりもその場の空気を創り出すのだと感じました。

美紀さんと披露宴の進行を確認する中で、
こういう場にしたい、こういう空気感にしたいとお伝えすると

「OKです!任せて!」と言ってくださることに絶対的な信頼感がありました。

「場の空気」を作ることを任せられるということ、
そしてそれは絶対に叶うだろうなと思わせてくださる美紀さんの姿に

プロの技ってすごいな、かっこいいな。

と思うと同時に、

「進行表の中のひとつ」でしかなかったイベントが
ひとつずつ鮮明に想像できるようになり、

「私たちらしい進行」にカスタマイズされていくことに
心からワクワクしました。

心配性な私たちは、お打ち合わせ後も
確認のご連絡を何度もさせていただきましたが、

その度に温かい言葉をかけてくださり、
美紀さんに司会をしていただく安心感にずっと包まれたまま
準備を進めました。

そして当日。

今までにないほどの緊張と不安でいっぱいでしたが、
「あっという間に終わってしまうよ」と事前に聞いていたので

「とにかく楽しもう!」と過ごしていたのですが…

やはり、あっという間に時間は過ぎていきました。

挙式の退場時にゲストの方々のお顔を見て安心したはずなのに、
披露宴会場への入場を待っているあの時間は、ドキドキが止まりませんでした。

そんな中で、会場の外に美紀さんのお声がもれて聞こえた時に、
張り詰めていたものが緩んだように、ふわっと安心したのを覚えています。

そこからの時間は不思議と緊張がとけて、心から楽しめました。

最高に楽しく、最高に幸せな時間でした。

高砂から会場を見渡すと、
わたしの大切なゲストと新郎の大切なゲスト、
そして互いに大好きな家族という
普段決して交わることのない人たちが
一同に会している光景が広がっていました。

どんなにお金をかけても、どんなに時間をかけても、
この先二度と見ることのない、奇跡のような光景。

それをこれから共に生きていくと誓った大切な人と一緒に見ることができたら…と
実は、披露宴をしようと決めた時から、いちばん楽しみにしていたものでした。

そんな光景を見ることができただけで胸がいっぱいだったのですが、
その場には、美紀さんの魔法がかかっていました。

美紀さんの声のトーンや表情、選ぶ言葉は
披露宴の会場全体をまさに司っていて
会場全体が一体となり、温かく朗らかな笑顔でいっぱいでした。

夢にまで見た光景は、美紀さんのおかげで、ほんとうに美しかったです。

ーーー

美紀さん。

素敵な光景を、素敵な時間を、本当にありがとうございました。

一生の思い出であり、かけがえのない愛おしい記憶です。
あの光景とあの時間は、今後の私たちの糧になるだろうと確信しています。

美紀さんと出逢えたこと、美紀さんに司会をしていただけたこと、
挙式披露宴が終わってから、早いものでもう2ヶ月が経ちますが

何度思い返しても「美紀さんと出逢えてよかった」と思っています。

想いが溢れ、こっそりとSNSで美紀さん自慢をしたのですが、
参列してくださったゲストの方々から

「素敵な方だなと思って見ていたんだ」と声をかけてもらったり
「元々お知り合いなのかと思ってた」と言ってもらったり

何度も何度も、やっぱり自慢だな、と思っています。

今後ともSNSなどでお付き合いさせていただけたら嬉しいです♡︎

心からの感謝を込めて。ありがとうございました。

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